【ロンドン共同】ポルトガルで18日投開票が行われた議会(一院制、定数230)総選挙で、モンテネグロ首相(52)の与党社会民主党を中心とした中道右派勢力「民主主義同盟」が勝利を確実にした。極右的政策を掲げる新興政党「シェーガ」が昨年3月の前回選挙よりも伸長し、第2勢力を中道左派の野党社会党と競う展開になっている。

 いずれも過半数には届かず、今後の連立政権樹立に向けた交渉が焦点となる。ロイター通信によるとモンテネグロ氏はシェーガとの交渉を否定している。

 選管の暫定集計によると、民主主義同盟が80議席を固め、シェーガと社会党はいずれも50議席以上を確保した。