発酵素材とカカオが響き合う「Fermentation chocolate」が愛知・知多半島エリアから、新発売
愛知の⽼舗蔵元の発酵素材と、発酵食品であるカカオを掛け合わせた
「Fermentation chocolate」が誕生しました。発酵素材のまろやかさとカカオのコクが重なり合う、“愛知らしさ”を凝縮した特別な一粒。味噌、酢、味醂を使った3つの味が楽しめます。

味噌、酢、味醂を使った発酵チョコレート。
開発の中心となったのは、食品メーカーで長年に渡り商品開発などに携わって
きた⾚野裕文氏(※1)と西出麻子氏(※2)。2022年から、チョコレートと地域の発
酵食品をテーマに企画し、試作や改良、イベントでの販売等の活動を行ってきま
した。今回、そのレシピ元に、愛知の3つの蔵元と、洋菓子店、半田市観光協会
が協働して商品化。3つの蔵元の味わいが1つの箱に詰まった、他にない商品です。
[商品情報]
商品名:Fermentation chocolate
(ファーメンテーション チョコレート)
価格:税込1,500円
発売日:2025年5月17日
販売場所:半田⾚レンガ建物
*Fermentation=発酵を意味する英語です

[開発ストーリー]
◆日本の発酵文化とチョコレートの出会い
発酵は日々の生活に根ざした知恵であり、味の可能性を広げる文化です。愛知県の発酵文化を手軽でおいしく、ちょっと誇れるお土産として届けたい。その想いから愛知県を代表する
発酵素材(三年熟成豆味噌、純酒かす酢、本格みりん)に、同じく発酵食品であるカカオを
組み合わせた、特別なチョコレートが誕生しました。


◆チョコレートも発酵
チョコレートは、カカオ豆が酢酸発酵して、特有の風味や香りが生まれる食品です。そこに日本伝統の発酵素材を掛け合わせることで、より旨みの層が深まりました。味醂の⽢さ・酢
の酸味・味噌の塩味と旨みが、チョコレートと絶妙なバランスになるよう、何度も試作。伝
統と革新が融合した、新感覚の一品に仕上がりました。発酵文化に馴染みがない方にも、ス
イーツを通じてその奥深い味わいを、気軽に感じていただけます。
[商品と味わいの魅力]
◆3つの蔵元とコラボレーション
100年を超える伝統を持つ⽼舗蔵元による発酵素材。その深みある美味しさと、チョコレートの調和が、この商品の魅力です。
~⽢いお酒の風味~
・味醂(角谷文治郎商店 1910 年創業 碧南市)
国産もち米と米麹、本格焼酎で仕込んだ古式純米本みりんを使用。上品でまろやかな⽢みがカ
カオのビター感を引き立て、口溶けに優しい余韻を残します。
~ほんのり⽢酸っぱい~
・酢(ミツカン 1804 年創業 半田市)
酒粕を長期発酵・熟成した「三ツ判(R)山吹(R)」を使用。まろやかな酸味が、チョコレート
の⽢みにアクセントを加え、爽やかな後味を引き立てます。
~塩キャラメルテイスト~
・味噌(伊藤商店 1818 年創業 知多郡武豊町)
3年天然醸造の「傳右衛門みそ」を使用。木桶でじっくり熟成された豆味噌は、深いコク
と旨みがあり、チョコレートの⽢みに奥深さを加えます。
[地域の特徴]
3つの蔵元があるのは、愛知県の知多半島にある半田市と武豊町、そして三河エリアの碧南市。この一帯は、日本のなかでも特に発酵食品の種類や蔵が多く、また独特の歴史や文化があるため、
発酵好きな方から注目されています。半田市を中心に広がっているため、最近では「半田エリア」
とも呼ばれています。
[おすすめの食べ方]
一粒を三口に分けゆっくりとお召し上がりください。味醂→酢→味噌の順に味わうのがおすすめです。味の移ろいと広がりをじっくりご体感ください。※味醂のアルコール分は煮切って飛ばしているため、お子様も妊娠中の方も召し上がれます。

【 プロジェクトのご紹介 】
発酵の魅力を一粒に
「Fermentation chocolate」は、日本各地(47都道府県)に根付く、その土地ならではの発酵の魅力をチョコレートで表現するプロジェクトです。今後はさらに地域ごとの特⾊
を活かした展開や、他県の蔵元とのコラボレーションも視野に入れています。
<製造元>カレット洋菓子店
愛知県常滑市と半田市で約90年にわたり親しまれている「カレット洋菓子店」に依頼し
ました。同店の代表名菓は「ブッセ」。地元の素材を活かしたスイーツづくりにも取り組
んでいます。
【カレット洋菓子店公式HP:https://www.carette.co.jp】
<販売先>半田⾚レンガ建物

住所:半田市榎下町8
電話:0569-24-7031
【半田赤レンガ建物公式HPhttps://handa-akarenga.com】
【 開発メンバー 】
※1 ⾚野裕文(あかの・ひろふみ)
「ミツカンのお酢博⼠」と呼ばれる、食酢エキスパート社員。
1979 年、現在の株式会社Mizkan に入社し、食酢の基礎研究やマーケティング、食品開発など多岐にわたる分野を担当。2007 年「食酢の健康機能とおいしさの解明に基づく新飲用⿊酢の開発」に関する研究で、公益社団法人 日本農芸化学会 農芸化学技術賞を共同受賞。現在は食酢エキスパート社員として食酢の啓蒙活動に携わる。
※2 西出麻子(にしで・あさこ)
食品メーカーに勤務し、主にメニューや商品開発など味作りに関する業務を中心に携わる。会社勤務の
傍ら、フランス菓子・和菓子など各方面の専門家に長年師事し、レッスン講師やアドバイザーとしても
活動。、また、国内外の郷土菓子・伝統菓子の採集・再現や、「地域と伝統」をテーマにした新しい菓子作りにも取り組む。
▼取材のご依頼、試食やサンプルの手配などは、下記へお問い合わせください。
お問い合わせ先:<販売元>半田市観光協会
E-mail:info@handa-kankou.com HP:https://www.handa-kankou.com
TEL:0569-32-3264 住所:愛知県半田市東洋町1-8
担当:榊原 宏
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