政府観光局は21日、4月に日本を訪れた外国人客が推計390万8900人だったと発表した。月間として過去最多だった1月の378万1629人を上回り、最多を更新した。円安傾向が追い風となる中、桜シーズンが本格化し、花見目的の訪日客が増加。キリスト教の復活祭に伴う休暇も寄与した。前年同月比は28・5%増だった。
国・地域別に見ると、中国が前年同月比43・4%増の76万5100人で最多。韓国72万1600人(同9・1%増)、台湾53万7600人(同16・9%増)と続いた。
観光庁が公表した1〜3月の日本人の国内旅行消費額(速報値)は前年同期比15・5%増の5兆6483億円だった。