暗号資産(仮想通貨)の交換業を無登録で営んだとして、大阪府警は21日、資金決済法違反容疑で、住所不定、会社役員大島昇容疑者(47)ら2人を逮捕した。府警によると、大島容疑者は2月に同容疑で逮捕された男3人に指示を出しており、中心的役割を担っていた。全国でセミナーを開催して勧誘、約340人に販売し約12億円を売り上げていた。
大島容疑者ら2人の逮捕容疑は共謀して2021年4月〜23年11月、国の登録を受けず、顧客3人に現金計約3200万円を金融機関の口座に振り込ませるなどし、仮想通貨「コルヌ・コピア」を販売した疑い。2人は容疑を否認している。