石川県は21日、能登半島地震の災害関連死に関する審査で、新たに8人を認定すると決めた。地震による死者は新潟、富山両県の11人を含めて600人に上る見込みとなった。
死者の内訳は、建物倒壊などによる「直接死」が石川で228人。関連死は石川361人、新潟6人、富山5人。
関連死を巡り、石川県と七尾市、輪島市、中能登町、穴水町が合同で計17人を対象に審査した。認定が決まったのは七尾市2人、輪島市4人、中能登町1人、穴水町1人。各市町が近く正式に認定する。
七尾市、輪島市、穴水町の計5人は地震との因果関係が認められなかったとして「不認定」となった。