【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク債券市場の米国債相場は売り注文が加速し、利回りが大幅上昇した。ロイター通信によると、米長期金利の指標となる10年債利回りは一時4・60%台を付け、約3カ月ぶりの高水準となった。

 トランプ米政権が進める減税案で財政が悪化するとの懸念に加え、関税政策に伴うインフレ再燃への警戒感も根強く、国債を売る動きが続いた。