【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比256・02ドル安の4万1603・07ドルで取引を終えた。トランプ米政権の関税措置を巡る欧州連合(EU)との貿易摩擦激化への懸念が広がり、売り注文が優勢だった。
トランプ米大統領は23日、EUからの輸入品に対して6月1日から50%の関税を課す考えを示唆した。米IT大手アップルが米国で販売するiPhone(アイフォーン)をインドなど海外で生産した場合には、関税を課すとも主張した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、188・52ポイント安の1万8737・21だった。