愛知県犬山市で発生した航空自衛隊のT4練習機墜落事故を受け、休業していた観光施設「博物館明治村」が24日、営業を再開した。練習機が墜落した入鹿池の西側に面し、自衛隊の要請を受け、事故翌日の15日から休業していた。
雨が降る中、100人以上が入り口に並び、再開を待った。東京に住む友人と訪れた岐阜市の会社員後藤健汰さん(29)は「無事営業が再開されて良かった」と話した。
明治村の構内には、帝国ホテル中央玄関(東京)をはじめ、明治時代などの建造物が60以上並ぶほか、明治期に製造された蒸気機関車が走っている。
休業期間中、自衛隊は構内に指揮所を置き、捜索拠点としていた。