24日午後1時5分ごろ、東海道新幹線名古屋駅で、東京発新大阪行きのぞみ345号(16両編成)を降りた乗客が「12号車のパンタグラフが曲がっている」と駅係員に伝えた。次の停車駅の京都で点検し、通常とは異なる傾きが確認されたため、12号車のパンタグラフを下ろして京都を出発、約10分遅れで新大阪に着いた。
JR東海によると、鳥と接触したことが原因とみられる。パンタグラフは5号車と12号車にそれぞれ1基設置されていて、片方を使わなくても通常走行できる。345号の乗客は約770人で、下りの後続も一部遅れた。