【ソウル共同】日本各地で造られた清酒や焼酎、泡盛などを韓国に紹介し、人気を後押しする「ソウル酒フェスティバル」が24日、ソウル市江南区で始まった。韓国の酒類輸入業者などが主催し6回目で、25日まで。今回は日韓国交正常化60周年も記念している。
日本全国から計160を超える酒造会社が出品し、大勢の人が試飲を楽しんだ。北海道や宮城県、福岡県などの観光をPRするブースも設けられ、人的往来の活性化を後押しした。
韓国当局の統計によると、日本産清酒の輸入額は昨年、過去最高の約2297万ドル(約33億円)に上った。日韓関係悪化で落ち込んだ2020年から倍増した。