大栄翔(左)を攻める大の里。押し出しで下す=両国国技館

 大相撲夏場所14日目(24日・両国国技館)前日に2場所連続4度目の優勝を決め、横綱昇進が確実な大関大の里は関脇大栄翔を押し出して14連勝とした。千秋楽に勝てば、2021年九州場所の横綱照ノ富士以来の全勝優勝を達成する。大栄翔は5敗目。

 横綱豊昇龍は大関琴桜を寄り切って11勝目。琴桜は6敗目を喫した。関脇霧島は伯桜鵬を突き落とし、小結若隆景は平戸海を押し出して、ともに11勝目を挙げた。

 十両は草野が2敗で首位を保った。