【ニューヨーク共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が25日、ニューヨークでのメッツ戦前に実戦形式の練習に登板し、2023年9月に右肘手術を受けて以降、初めて打者相手に投球した。延べ5人に22球を投げて2三振を奪い、安打性の打球は1本だった。
プライアー投手コーチによると、直球の球速は96〜97マイル(約154〜156キロ)を記録したそうで「カットボールもいいコースに決まり、スプリットも88マイル(約142キロ)ぐらい出ていた。ボールを両サイドに動かしていたし、全体的に本当に良かった」と評価した。
大谷は最初に対戦した金慧成を投ゴロ、続いて球団スタッフとラッシングを空振り三振に仕留めた。その後、金慧成に右翼線へ安打性の打球を許し、最後は球団スタッフに四球を与えて終えた。