警視庁野方署で開かれた講習会で消火器を使う参加者=31日午前

 警視庁野方署は31日、管内で暮らすネパール人留学生らに日本の交通ルールや、災害発生時の対応を学んでもらおうと講習会を開いた。約40人が参加し「学んだことを生かして長く日本で生活したい」との感想が出た。

 約2時間の講習会では、自転車は原則として車道を走ることなどを伝えた。災害時に備え、消火器の使い方や、担架がない場合にけが人を運ぶ実践も行った。

 社会問題となっている交流サイト(SNS)を通じた闇バイトについても手口を紹介。巻き込まれることがないよう呼びかけた。