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東京都武蔵野市の武蔵野郵便局に勤務していた飯島淳さん＝当時（４８）＝が虚血性心疾患を発症して死亡したのは過重労働が原因だとして、両親が１０日、日本郵便に８７１６万円の損害賠償を求めて東京地裁立川支部に提訴した。
訴状によると、飯島さんは１９９６年に日本郵便に入社。２０２３年１０月から武蔵野郵便局で配達業務を担当していた。２４年５月ごろから両親に「心臓が苦しい」などと訴えていた。同７月２０日ごろ、虚血性心疾患で死亡した。
東京都内で記者会見した飯島さんの母（８１）は「息子は休み時間がほとんど取れず、おにぎりすら食べられないと言っていた。母として本当につらい」と話した。
