11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比18銭円安ドル高の1ドル=144円92〜93銭。ユーロは63銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円51〜54銭。

 9、10日に開かれた米中の閣僚級貿易協議は基本的枠組みで合意したと伝わったことが好感され、ドルを買って円を売る動きが優勢だった。

 市場では「中国のレアアース(希土類)の輸出規制の問題が解決に向かうとの期待感が高まった」との声が出た。