12日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値から一時300円超下げた。前日の米国株下落や外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した売り注文が優勢だった。
午前終値は前日終値比271円70銭安の3万8149円49銭。東証株価指数(TOPIX)は11・06ポイント安の2777・66。
前日の米国市場では、ハイテク株主体の株価指数が下落した。この流れを受けて、12日の東京市場でも半導体関連株の一角を中心に売られた。円高が業績を下押しするとの見方から、自動車など輸出関連株も値を下げた。
平均株価は前日までの4営業日で計800円超上昇していたため、利益を確定する売り注文も出やすかった。