野村不動産とJR東日本は12日、東京・芝浦の再開発地区で進める2棟一体の高層ビル建設に関し、先行して着手した南側の複合ビルを9月1日に全面開業すると発表した。飲食店を中心とした約40店のほか、オフィスや高級ホテルが入る。北側のビルは2030年度に完成予定で、東京湾岸と都心を結ぶエリア一帯の活性化につなげる。
再開発計画の名称は「ブルーフロント芝浦」で、南側のビル「TOWER S」は地上43階、地下3階建て。上層階にはフランスのホテル大手が運営する「フェアモント東京」が入り、7月1日に開業する。中層階のオフィスは8月から入居が始まり、低層階の商業フロアは9月1日にオープンする。