柔道の世界選手権へ出発前にポーズをとる村尾三四郎（右）と新井道大＝１３日、羽田空港

　パリ五輪柔道男子９０キロ級銀メダルの村尾三四郎（ＪＥＳエレベーター）が１３日、この日開幕の世界選手権（ブダペスト）へ出発前に羽田空港で取材に応じ「順調に調整できている。あとはやるだけ。今年こそ優勝して世界の頂点に立ちたい」と抱負を述べた。

　世界選手権は２０２３年の３位が最高成績。五輪を経て成長を遂げた２４歳の村尾は「祭典で力を出し切れたのは大きな経験。プレッシャーではなく、自信に変えて挑みたい」と闘志を燃やした。

　大相撲の新横綱大の里は同学年で、小学校時代に相撲で対戦したこともある。「すごく刺激になっている。もっともっと上を目指さなきゃな、と僕も思う」と語った。