山梨県身延町の河川敷で昨年、女性=当時(40)=の遺体が見つかった事件で、女性の首を絞めて窒息死させ、遺体を捨てたとして、殺人と死体遺棄などの罪に問われた住所不定、元同僚小棹将太被告(36)の裁判員裁判で、甲府地裁(西野牧子裁判長)は13日、懲役20年の判決(求刑懲役22年)を言い渡した。
弁護側は最終弁論で、適切な量刑を求めていた。
起訴状によると、昨年4月30日午後8時半〜50分ごろ、甲府市の駐車場で県農業信用基金協会の職員だった平岡美恵さんの首を両手で絞めて殺害し、遺体を車で運び、同日午後11時25〜40分ごろ、河川敷に投げ捨てたとしている。