13日、インド・アーメダバードの旅客機墜落現場を調べる警察官(AP=共同)

 【アーメダバード共同】インド西部アーメダバードでエア・インディアの旅客機(乗客乗員242人)が墜落した事故で、同社は13日、乗客乗員241人が死亡し、生存した1人が病院で治療を受けていると発表した。機体は空港近くの住宅地に落ちて炎上し、地元メディアは地上で巻き込まれた人を含め、犠牲者は計265人になったと報じた。

 機体は米ボーイング787の最新鋭機種で、英ロンドン近郊のガトウィック行きだった。地元メディアによると、離陸約30秒後に墜落。インド航空当局が原因を調べるとともに、米運輸安全委員会(NTSB)と英国の航空事故調査当局が調査支援チームをインドに派遣する。