イスラエルのコーヘン駐日大使は13日、東京都内で記者会見し、同国によるイランへの攻撃について「生存のため」と繰り返し述べ、正当性を強調した。軍事作戦はイランの核やミサイルの脅威がなくなるまで続くとの見通しを示した。在日イラン大使館は会見を受けてX(旧ツイッター)で「道義の一線を完全に踏みにじる凶悪なテロ」と表明した。
コーヘン氏は、核弾頭を製造可能な濃度にまでイランがウラン濃縮を進めた「明らかな証拠を得た」と主張した。
在日イラン大使館はXの投稿で「ならず者体制による冷酷かつ一方的な侵略行為を覆い隠すための茶番」とイスラエル側の会見に反発。「テロ攻撃を正当化した」と批判した。