大阪・関西万博で中国パビリオンの建設に携わった神戸市の電気工事会社社長の男性が13日、大阪府庁で記者会見し、工事費用約3700万円が未払いになっていると明らかにした。男性によると、同社は2次下請けで、元請け業者から1次下請けに約1億1千万円の未払いがあることが原因だと主張している。
男性の業者は電気工事を担ったが、2024年11月ごろから今年4月の開幕直前までに発生した追加工事費用が支払われていないという。男性は未払いをするような企業は工事を受注できないと考えていたとして「夢にも思っていなかった。がっかりしている」と話した。