2024年7月、京都市役所の屋上から祇園祭の山鉾巡行を見る参加者ら(同市提供)

 京都市は、祇園祭のハイライトとなる7月17日の山鉾巡行を、市役所本庁舎の屋上庭園から観賞する参加者を募っている。昨年から始め大きな反響があり、今年は定員を約2倍に。市外在住者には新たに、ふるさと納税を条件とした。

 4階建て庁舎の屋上は、山鉾が交差点で90度方向転換する人気の「辻回し」がよく見える。巡行当日は申し込んだ人のみ出入り可能。昨年は居住地を問わず定員100人を募集。約1万3千人が申し込み、市によると「大満足だった」と参加者から好評だったという。

 今年は、市内在住者100人は昨年同様に無料の抽せんとし、市外在住者はふるさと納税の返礼品として定員95人に提供する。