日本維新の会は15日、党の統治強化に向けて設置したガバナンス委員会(竹中平蔵委員長)から、議論の中間報告を国会内で受け取った。党代表の任期については、現行の「国政選挙、統一地方選の90日後まで」を改め、年数で規定する方式とするよう提言。政治活動としての飲食費用は一定金額以上の報告を求める仕組みの構築を求めた。
昨年の衆院選から吉村洋文代表の選出まで時間がかかったとの指摘が党内で出ていた。報告を踏まえ、維新は参院選後に「ガバナンス・コード(統治原則)」をまとめる。組織統治を向上させる「政党法」の制定にも着手する。