米国やメキシコの国旗を掲げ、移民取り締まりに抗議する人々=8日、ロサンゼルス

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは15日、トランプ政権が入国制限の対象に36カ国を追加することを検討していると報じた。エジプトなど米国が関係を重視してきた国も含まれる。

 トランプ大統領は4日、イランなど12カ国からの入国を禁じる布告に署名。同紙は今回の追加検討に関し、強硬な移民取り締まり政策をさらに進めるものだと指摘した。

 同紙によると、ルビオ国務長官が署名したメモが各国の米大使館に送られた。入国制限の対象にはアフリカやカリブ海諸国、太平洋諸国が含まれ、カンボジアもあった。