三井住友フィナンシャルグループ(FG)とSBIホールディングス(HD)は16日、個人向けの資産運用サービスを手がける新会社を設立すると発表した。新たな少額投資非課税制度(NISA)が始まり投資への関心が高まる中、新サービスの展開で個人客の取り込みを強化する。
新会社は、三井住友FGの総合金融サービス「オリーブ」を使って資産形成に関する相談に乗り、証券会社の担当者や人工知能(AI)が個人客それぞれのニーズに応じた資産運用をアドバイスする。
新会社には三井住友FG傘下のSMBC日興証券や、SBIHD傘下のSBI証券などが出資する。