巣立ちが確認されたコウノトリのひな=7日、島根県雲南市(同市教育委員会提供)

 島根県雲南市教育委員会は16日、市立西小で営巣しているコウノトリのひな3羽が巣立ったと発表した。同小では恒例の光景。

 ふ化は3月下旬とみられ、親鳥の捕獲したカエルやヘビを食べながら育った。3羽すべての巣立ちが確認されたのは7日で、市教委の担当者は「今年も無事に巣立ってくれて安心している」とひなの旅立ちを喜んだ。

 巣立ってから1カ月程度は飛行が不安定で車道などに降り立つこともあるといい「見かけたら静かに見守ってほしい」としている。