朝稽古後に取材対応する新横綱大の里=茨城県阿見町の二所ノ関部屋

 大相撲の新横綱大の里は16日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で報道陣に稽古を公開し、7月13日の初日まで1カ月を切った名古屋場所(IGアリーナ)に向け「番付は変わったが、やるべきことは変わらない。稽古も私生活も変わることはない」と自然体を強調した。

 先週から相撲を取る稽古を再開し、この日は四股やすり足、てっぽうなどの基礎運動で入念に汗を流した。192センチ、191キロの肉体は、夏場所中と変わらない張りをキープ。「残り10日くらいで名古屋に行くので、しっかりと準備して、名古屋でまたギアを上げたい」と意気込んだ。

 今月29日には故郷の石川県津幡町で横綱昇進祝賀パレードが実施される。