2024年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に日本の「伝統的酒造り」が登録されたことを記念し、大阪国税局が16日、大阪・関西万博会場で酒造りの魅力を発信するイベントを開いた。関西2府4県の酒蔵、酒造家が参加し、今月28日まで開催する。
「酒造り技術の保存会」会長で小西酒造(兵庫県伊丹市)15代当主の小西新右衛門さん(73)らが、日本酒造りに欠かせないこうじや伝統技術をPR。「造り手の技、苦労も世界の人々に知ってもらい、飲んでもらいたい」と話した。
イベントは「大阪ヘルスケアパビリオン」1階で開催。先着25人を対象に、試飲付きのセミナーを1日4回開く。