各国の子どもたちの親睦を目的とした世界少年野球大会の主催団体理事長を務める王貞治さんが16日、秋田県で7〜8月に行われる今年の大会へ向け東京都内で記者会見し「思い切り野球をやり友達をたくさんつくって、思い出を持って帰ってほしい」と呼びかけた。
大会は世界各地への競技普及、発展を目的に1990年から始まり今年が31回目。日本や米国、初参加のブルキナファソなどが野球教室で親交を深め、交流試合も行う。
会見後には3日に死去した長嶋茂雄さんについて改めて振り返り「存在が大きすぎて、どういう言葉でも語り尽くせない。心の中で生き続けてもらうしかない」と話した。