柔道の世界選手権女子63キロ級で初出場優勝を果たし、金メダルを手に笑顔を見せる嘉重春樺=16日、ブダペスト(共同)
 柔道の世界選手権女子63キロ級決勝でカナダ選手を攻める嘉重春樺。初出場優勝を果たした=16日、ブダペスト(共同)

 【ブダペスト共同】柔道の世界選手権第4日は16日、ブダペストで行われ、女子63キロ級で初出場の25歳、嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)が優勝した。決勝は2021年東京五輪銅メダルのカトリーヌ・ボーシュマンピナール(カナダ)を延長戦の末、優勢勝ち。初戦の2回戦から5試合を制した。同級の日本勢では22年の堀川恵(パーク24)以来3大会ぶり。

 今大会の日本女子は2個目の金メダルで昨年を上回った。