17日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。終値は前日比225円41銭高の3万8536円74銭で、約4カ月ぶりの高値を付けた。原油価格上昇が一服して前日の米国市場でハイテク株の堅調さが目立った流れが波及し、半導体関連株に買い注文が先行した。外国為替市場で円安ドル高が進み、輸出関連株の業績改善への期待も高まった。
前日の米国市場では主要株価指数がそろって上昇。東京市場でも朝方から平均株価への影響が大きい半導体関連株を中心に買い注文が優勢となった。
ただ、平均株価は前日に500円近く上昇していたため、高値警戒感から利益を確定する売り注文も出て、上げ幅は限られた。