【モスクワ、北京共同】ロシアのショイグ安全保障会議書記は17日、プーチン大統領の指示で北朝鮮の平壌を訪問し、金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。ショイグ氏によると、金氏はウクライナ軍が越境攻撃したロシア西部クルスク州の地雷除去のために千人、インフラ復興に5千人の工兵らを派遣すると決定した。タス通信が報じた。
ショイグ氏と金氏の会談は3月下旬以降で3度目。6月4日にも会談したばかりで異例のペースとなり、ロ朝の蜜月ぶりが際立っている。
ショイグ氏によると、プーチン氏と金氏はクルスク州奪還に貢献した北朝鮮兵士の功績を後世に伝える事業の実施を決めた。