岐阜県教育委員会は17日、5月に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された恵那北小学校(恵那市)の男性教諭(28)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は16日付。
県教委によると、男性教諭は5月2日夜、恵那市内の飲食店2軒で飲酒をした後に乗用車を運転して帰宅する途中、中津川市手賀野の国道19号で、信号待ちで止まっていた車に追突する事故を起こし、現行犯逮捕された。同23日に多治見簡裁から罰金40万円の略式命令を受け、納付したという。
2日夜は校長や教頭ら学校関係者とPTA有志による任意の懇親会があり、県教委の聞き取りに少なくとも生ビール6杯、ハイボール2杯を飲んだとし「被害者に深くおわび申し上げたい。児童、保護者を裏切るようなことをして謝罪したい」と話しているという。恵那市教委は今月16日、監督責任として同小校長を文書訓告とした。