18日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比79銭円安ドル高の1ドル=145円32〜33銭。ユーロは05銭円高ユーロ安の1ユーロ=166円99銭〜167円04銭。

 日銀の植田和男総裁が17日の金融政策決定会合後の記者会見で、追加利上げに慎重な姿勢を見せたことでドルが買われて円が売られた。

 イスラエルとイランの軍事衝突で中東情勢が緊迫化しており、外為ブローカーは「基軸通貨であるドルを確保しようとする動きもある」と指摘した。