【カルガリー共同】石破茂首相は17日の記者会見で、24〜26日の日程でオランダ・ハーグを訪問し、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する意向を表明した。トランプ米大統領も出席する場合、個別に接触の機会を探り、日米関税交渉の進展を図る考えだ。

 会見で首相は「わが国の独立と平和、国民の暮らしを守り抜くための外交に全力で取り組む」と強調。同時に「日米同盟の抑止力、対処力を一層強化し、地域と世界の平和と繁栄に役割を果たす」と述べた。