19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比06銭円高ドル安の1ドル=144円88〜89銭。ユーロは53銭円高ユーロ安の1ユーロ=166円33〜36銭。

 イスラエルとイランの軍事衝突で中東情勢が緊迫化。米国の動向に市場の注目が集まる中、円相場は小幅な値動きで始まった。

 市場では「関税に加え、中東情勢でも先行きの不透明感が強く、方向感のない動きが続いている」との声があった。