日本維新の会の西田薫衆院議員(大阪6区)が大阪府議選に立候補した当時の選挙運動費用収支報告書で、実態がないのに事務員らに報酬計79万円を支払ったと記載していたことが分かった。西田氏が19日、明らかにした。「担当者の誤解だった」と説明、関連の報告書を訂正した。
報告書は西田氏が5選された2023年の府議選の費用について記載。西田氏の自己資金から事務員と車上運動員9人に79万円を支出したとしていたが、実際には払っていなかった。
西田氏は自身のブログで「報告書作成が初めての者もおり、参考書式などを見て例に従って支払った旨を記載してしまった」と説明した。