九州防衛局は19日、米軍のF35Bステルス戦闘機2機が、17日夜に宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に緊急着陸していたと明らかにした。けが人は確認されていない。2機は19日午前に離陸した。米軍は「安全確保のため予防的に着陸した」と説明しているという。九州防衛局は詳しい原因を明らかにしていない。
九州防衛局や宮崎県によると、17日午後10時ごろ、米アリゾナ州のユマ基地に所属する2機が新田原基地に着陸。18日には着陸した機体の整備のため米軍輸送機1機が着陸し、その日のうちに離陸した。
新田原基地では、米軍が緊急時に使用できるよう弾薬庫や駐機場などが整備されている。