取材に応じる、陸上の世界選手権東京大会男子マラソン代表の吉田祐也=19日、東京都渋谷区

 9月の世界選手権東京大会男子マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)が19日、東京都内で取材に応じ「練習は順調にこなせている。充実感を持ってレースに臨める状態」と初出場での躍進に自信をにじませた。

 昨年の福岡国際は日本男子歴代3位の2時間5分16秒で制した。練習を共にし、背中を追う大迫傑(ナイキ)は2021年の東京五輪で6位に入賞しており「目標は大迫さんの6番を超えること」と力を込めた。

 母校の青学大を拠点にスピード強化に励み、7月からマラソン練習を本格化させる。「自分はたたき上げ。努力をして、ここまで強くなったということを見ていただきたい」と意気込んだ。