羽島郡笠松町のカードショップで14日に発生した強盗事件で、県警捜査1課と岐阜羽島署は19日、強盗の疑いで山県市岩佐の会社員の男(34)と、本巣市文殊の会社員の男(35)を逮捕した。発生当時、35歳の男は居合わせた客を装い「犯人に車の運転を指示された」などと話していたが、34歳の男と共謀し、逃走を助けていた。
2人の逮捕容疑は共謀し、14日午前3時30分~同4時ごろ、笠松町桜町のカードショップで、34歳の男が男性オーナー(25)と女性店長(32)に刃物を突き付けて「手を上げろ」などと脅し、現金約30万円と人気アニメ「ポケットモンスター」のトレーディングカードを奪い、35歳の男と共に逃げた疑い。
署によると、35歳の男は当初、「犯人は車を止めさせ、途中で降りて逃げていった」などと話していた。18日に34歳の男が「私がやりました」と出頭し、捜査により2人の関与が浮上した。35歳の男は男性オーナーらと面識があり、常連客だったという。署は2人の認否を明らかにしていない。