東京都八王子市内で大麻を所持したとして、大麻取締法違反の罪に問われた男性被告(24)の判決で、東京地裁立川支部は19日、無罪を言い渡した。求刑は懲役6月だった。

 男性は、昨年2月28日に八王子市の店舗に止めた自動車内で大麻約0・5グラムを所持したとして起訴された。

 判決によると、男性は知人が使っていた部屋にあった荷物を車に積み、店舗を訪れた。その間、知人は、男性が大麻を持っていると110番し、警察官が後部座席から大麻を発見した。大麻は車内にあった知人のスーツのポケットからも見つかっていた。