格安航空会社(LCC)「スプリング・ジャパン」の50代男性機長(解雇)が3月、国内線での乗務前に社内規定違反の飲酒をした問題で、国土交通省は20日、航空法に基づき、元機長を航空業務停止90日の行政処分とした。

 国交省によると、乗務前12時間以内の飲酒を禁じる規定を認識しながら酒を飲んだ上、出社時にアルコール検査を実施せず、アルコールが検知されなくなるまで自主検査を繰り返した。

 国交省は5月、スプリング・ジャパンを厳重注意した。