イスラエルの攻撃による犠牲者の葬式で嘆く人たち=21日、ガザ北部ガザ市(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ通信は21日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファで、物資配給拠点で待機していたパレスチナ人6人が銃撃を受けて死亡したと報じた。ガザ中部では、イスラエル軍が食料を求める群衆に発砲し5人が死亡、15人が負傷した。

 イスラエルによる大幅な搬入制限が続くガザでは、人道危機のさらなる悪化が懸念されている。ガザ保健当局によると、2023年10月の戦闘開始後のガザ側死者は5万5700人を超える。