世界選手権代表を決める女子62キロ級プレーオフで尾崎野乃香(右)に勝利した元木咲良=東京体育館

 レスリングの世界選手権(9月・ザグレブ)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権最終日は22日、東京体育館で行われ、女子は62キロ級でパリ五輪覇者の元木咲良が決勝、代表決定プレーオフと続けて同五輪68キロ級3位の尾崎野乃香に競り勝ち、世界選手権への切符をつかんだ。50キロ級は吉元玲美那が2年連続の優勝を果たした。

 男子フリーは65キロ級でパリ五輪金メダルの清岡幸大郎と74キロ級の高橋海大が決勝、プレーオフとも勝って代表入り。

 男子グレコローマンは77キロ級でパリ五輪王者の日下尚、67キロ級で同五輪代表の曽我部京太郎がともに優勝。プレーオフも制して代表に決まった。