大手通販サイトに似せたフィッシングサイトを自作し、他人のIDとパスワードを不正に入手したとして、大阪府警は23日までに、不正アクセス禁止法違反容疑で住所不定、無職藤山浩至容疑者(36)と大阪市浪速区、職業不詳吉岡真也容疑者(29)を逮捕した。2人は、サイト作成に生成人工知能(AI)を利用していたという。
府警によると、押収した藤山容疑者のパソコンには、約800枚分のクレジットカード情報が保存されていた。府警は、自作サイトで入手したパスワードなどを使い、正規の大手通販サイトで約2千万円分の商品を購入したとみている。