【ニューヨーク共同】週明け23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比374・96ドル高の4万2581・78ドルで取引を終えた。米国がイラン核施設を攻撃したものの、中東情勢のさらなる悪化は回避できるとの観測から買い注文が優勢だった。原油先物相場の大幅下落も買い材料視された。

 イランは23日、米国に対する報復でカタールの米空軍基地を攻撃。ただ死傷者はいなかったとカタール政府が発表し、中東情勢の一段の緊迫化はひとまず避けられるとの見方が広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)が7月にも追加利下げするとの見方も買いを促した。