東京証券取引所

 24日午前の東京株式市場は日経平均株価(225種)が大幅反発。前日終値からの上げ幅は一時600円を超え、節目の3万9000円に迫った。トランプ米大統領が、交戦を続けるイスラエルとイランは「完全な停戦に合意した」と交流サイト(SNS)で発表し、中東情勢の先行きへの警戒感が緩和し、買い注文が先行した。

 午前終値は前日終値比415円03銭高の3万8769円12銭。東証株価指数(TOPIX)は21・26ポイント高の2782・44。

 地政学的リスクの後退で原油の供給停滞懸念が和らいだことも市場の安心材料となった。東京商品取引所では24日、中東産原油先物の指標価格が値下がりした。