ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続伸し、前日比507・24ドル高の4万3089・02ドルで取引を終えた。中東情勢を巡る緊張緩和を期待した買い注文が優勢だった。原油先物相場の価格下落も、買い材料視された。

 トランプ米大統領は23日、イスラエルとイランが「完全で全面的な停戦に合意した」と発表。中東情勢を巡る緊張が長期化するリスクが後退したとの受け止めが広がり、投資家心理が改善した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、281・56ポイント高の1万9912・53だった。