25日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比42銭円高ドル安の1ドル=144円88〜89銭。ユーロは前日と同じ1ユーロ=168円41〜43銭。

 中東情勢への緊迫感が和らいだことから「有事のドル買い」が後退し、円が買われてドルが売られた。

 国内輸入企業による実需のドル買い注文も入り、市場では「売り買いが交錯している」(外為ブローカー)との声があった。